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急性期病棟での看護師としての業務に興味がある方へ。
今日は、急性期病棟で働く看護師の日々の業務、やりがい、大変さについて、深く掘り下げました!
- 急性期病棟での看護師の働き方
- 急性期病棟でのスキルアップの方法
- 急性期病棟で働くメリット・デメリット
- 急性期病棟に向いている人の特徴
すでに急性期病棟で働いている看護師の方も、これからそこで働こうとしている看護師の方も、この記事から多くを学び、参考にしていただけるはずです。
ぜひ、この情報を活用して、急性期病棟でのご自身のキャリアを一層輝かせてください!
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急性期病棟で働く看護師さんの一日
急性期病棟で働く看護師さんの毎日は、正直、色々なことが起こるのでバタバタしています。
ここでは、急性期病棟での実際の看護師さんの働き方や、対応する内容などをまとめました。
急性期病棟は、どんな大変なお仕事があるのかみていきましょう!
急性期病棟の看護師さんの基本業務
急性期病棟で働く看護師さんは、患者さんの救命処置など重要な業務があります。
基本的には、看護師さんは以下の業務があります。
- バイタルサインやモニタリング
- 服薬管理や投与
- 急変したときの応急処置
- 他の医療スタッフと連携しながらの対応
急性期病棟の患者さんは、いつ急変が起きたり、命が危険な状態になるかわかりません。
そのため急性期病棟では、とても高い専門知識や緊急時の対応方法、技術などが求められます。
常に看護スキルや知識のアップデートをすることも大切な業務のひとつですね。
急性期病棟で働く看護師さんのルーティーン
ここでは、急性期病棟の看護師さんがどんなルーティーンで働いているのかみていきましょう。
- 朝のシフト開始
- 午前中の業務内容
- 昼間の業務内容
- 夕方の業務と引き継ぎ
あなたが急性期病棟以外で働く看護師さんなら、その違いや特徴を比べてみてね!
朝のシフト開始
朝のシフトでは、患者さんのバイタルチェックやモニタリングをして異常があれば、すぐに医師に報告します。
同時に患者さんへの挨拶や、コミュニケーションを取って、不安感を和らげてあげましょう。
例えば、検査結果に異常がある患者さんには、処置の方法や医師の指示内容を話してあげてください!
午前中の業務内容
医師の回診に備えて、特定の患者さんの医療記録、検査結果などを整理しておきます。
例えば、心臓疾患のある患者さんの場合、心電図や血液検査結果などが必要ですね。
一方で重症患者さんの緊急入院があれば、看護師さんはすぐにトリアージをして、必要な救命処置の準備をします。
この準備には、酸素療法、心電図・心拍の監視、必要な薬剤の投与などがあります。
昼間の業務内容
新規入院患者さんの全身状態を記録したり、過去の医療履歴などを確認して看護ケアプランを作成します。
また、必要に応じて他部署の連絡を取り合いながら、患者さんのフォローをします。
具体的には、手術後の傷口の手当てや、バイタルチェック、感染症の有無を確認します。
既存の患者さんに対しても、全身状態が安定しているか常に評価・観察します。
このような患者さんへの継続的なフォローが、看護師さんのメインの業務内容ですね!
夕方の業務と引き継ぎ
日中に行った看護ケアの結果や評価をまとめて、夜勤の看護師さんに報告します。
看護師さんが引き継ぎする内容は以下があります。
- 日中に起きた患者さんの状態の変化
- 新規入院患者さんの看護ケアプラン
- 医師から処方された指示の内容
- 他部署から伝えられた連絡内容
患者さんによっては、日中と夜間で状態が変わる方もいるので、細かく丁寧に情報をまとめておきましょう。
急性期病棟の患者さんは、いつ急変が起きてもおかしくないので、正確な情報が大切ですね!
急性期病棟の看護師さんに必要な対応力とは
急性期病棟の看護師さんは、急変対応や難しい医療処置などのイメージが強いですが、他にも求められるものがあります。
それは、急変後や全身状態がよろしくない患者さんや家族への説明・対応です。
- 今の全身状態や治療後の状況について
- 現在、行っている看護ケアや治療内容
- 今後の看護ケアプランや医師の処方内容
- もしまた急変したときの対応の仕方
急性期病棟患者さんは、急変のリスクや命の危険が高い方が多いです。
そのため、患者さんや家族が納得して精神的にも落ち着けるためのコミュニケーションが必要です。
このやり取りや対応は、患者さんや家族と病院側との信頼関係を築くためにも大切ですね!
急性期病棟は救急対応が多いので、毎日が忙しいです。
効率よくお仕事ができるように、自分の業務は整理しておこうね!
急性期病棟ってどんなところ?
急性期病棟とは、常に急変のリスクがあったり、重症の患者さんが多く入院しています。
ここでは、急性期病棟とはどんな特徴や治療をしているのかを具体的にまとめました。
また、看護師さんの急性期病棟での役割や、他部署との関わり方について見ていきましょう!
急性期病棟の主な症状や特徴、治療対象について
急性期病棟は、心臓発作、脳卒中、危険な感染症など、緊急の医療処置が必要な患者さんを24時間体制で受け入れる専門病棟です。
急性期病棟は、大きな手術後の患者さんや、急変リスクの高い患者さんの治療がメインです。
ときには、時間を問わず救命措置を含む迅速な対応も求められます。
急性期病棟は最新の医療機器や、緊急で命を救うための高い専門知識が必要なことが特徴ですね!
急性期病棟の看護師さんの看護ケア以外での役割と責任
急性期病棟の看護師さんは看護ケア以外に求められる役割が幅広くあります。
具体的には、以下の役割が求められます。
- 急変時の心肺蘇生や処置・器具の準備
- 患者さんや家族への病状についての説明
- 退院後の生活について
- 薬の飲み方や効果について
急性期病棟の看護師さんは、患者さんが急変しても落ち着いて命を救うために対応する責任があります。
患者さんにとって最適な治療ができるために、良好な関係性や目標の共有が必要になります!
急性期病棟の看護師さんと他職種との間で必要な役割
急性期病棟の看護師さんは、他職種と一緒に医療チームとして患者さんのケアをします。
この医療チームとのやり取りのなかで、患者さんの症状やニーズに合った治療計画や看護ケアプランの作成・修正をします。
医療チームとして働く他職種のスタッフは以下があります。
- 医師
- 看護師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 薬剤師
- 栄養士
患者さん一人ひとりに対して、常に最適かつ迅速な対応をするための医療チームとしての働きが、命を救う結果に繋がります!
いつ患者さんの急変が起こるかわからないからこそ、他職種との連携は欠かせないものです!
急性期病棟の次のステージでもある回復期病棟での看護師の働き方などについては、「【回復期リハビリテーション病棟で働く看護師とは?】働き方の魅力や大切な役割を徹底解説!」をどうぞ♪
急性期病棟で働くメリット・デメリットとは
急性期病棟での働きは、看護師さんにとってのスキルアップなどメリットが多いです。
ですが、その忙しさや緊張感などからデメリットになる面もありますね。
あなたにとって、急性期病棟で働くことがメリットなのかデメリットなのか、具体的に見ていきましょう!
急性期病棟で働くメリット
急性期病棟は、高い専門性とスキルが必要な厳しい現場ですが、その分のメリットも大きいです。
常に色々なリスクに対応する環境で働くと、将来のキャリアアップにも繋がりますね。
- 緊急対応のスキルが身につく
- 他の看護師に比べて、スキルや専門性が高い
- どの施設においても需要が大きい
看護師としてのスキルやキャリアを身につけるには、急性期病棟はおすすめです!
緊急対応のスキルが身につく
急性期病棟は常に患者さんのリスク管理や、急変時の対応に追われます。
そのため、心停止や重症の患者さんが運ばれてきたときに、冷静に対応できるスキルが身につきます。
- 心肺蘇生
- 呼吸器の管理
- 必要な処置や薬の投与
- 医師への状況報告
これらのスキルは、実際の現場で対応して経験することでしか絶対に身につきません。
看護師として緊急時に対応できるって、本当にカッコいいし尊敬します!
他の看護師に比べてスキルや専門性が高い
急性期病棟で働く看護師さんに求められる知識や技術は難しいものがたくさんあります。
そのため、他病棟の看護師さんに比べて経験値や専門性は、間違いなく高いです。
- 高度な呼吸器の管理
- 複雑な点滴設置の技術
- 緊急での薬の投与
- いつでも急変時に対応できるための評価・観察
急性期病棟では、最前線で命を救うための看護師としてのスキルが高められます!
どの施設においても需要が大きい
急性期病棟で働く看護師さんが身につけるスキルや専門性は、どの分野でも役に立ちます。
どんな施設でも患者さんの急変リスクはありえます。
そのときに、冷静かつ的確な対応や処置ができる看護師さんがいればとても心強いです。
急性期病棟での経験値は、看護師さんや病院側にとってそれだけ貴重ということですね!
急性期病棟で働くデメリット
反対に、急性期病棟で働く看護師さんのデメリットも紹介します。
急性期病棟は、業務内容などが大変な分、やはりデメリットも大きいですね。
- 急変が起こるリスクと緊張感がある
- 求められる業務内容のスキルや専門性が高い
- 長時間勤務や夜勤が多い
これから急性期病棟で働く看護師さんには、ぜひ知っておいてほしい内容ですね。
急変が起こるリスクと緊張感がある
急性期病棟の患者さんは、重症で継続した治療・処置が必要な方が多く、急変のリスクも高いです。
そのため、急性期病棟で働く看護師さんは、急変時に備えて常に緊張感があります。
その緊張感が、看護師さんによってはとても大きなストレスや悩みの原因になりますね。
急性期病棟での経験が浅かったり、新卒の看護師さんにとっては、しんどいものがあります。
求められる看護ケアスキルや専門性が高い
急性期病棟での看護師さんの役割は幅広く、リスク管理や急変時に対応できるスキルや知識が必要です。
そのため、今持っている知識やスキルだけだど、対応できないケースがありえます。
看護師として急変時に必要な対応ができないと、患者さんの命の危険になってしまいます。
急性期病棟で働くには常に、最新の医療知識をアップデートする努力や姿勢も求められます。
長時間勤務や夜勤が多い
急性期病棟の看護師さんは12時間勤務だったり、夜勤が多かったりと体力的にも精神的にも疲労が大きいです。
そして自分時間の確保や、質の良いワークライフバランスを取ることが難しいです。
そのため、急性期病棟で働き続けることが難しくなる看護師さんも多いですね。
急性期病棟は、患者さんの命を直接的に救うやりがいがある反面、看護師として働くための体力や精神力が必要な場所です。
どの職場にもメリット・デメリットはあります。
あなたにとって、その内容が納得できるかどうかが大切ですね!
急性期病棟に向いている人・向いていない人
急性期病棟は、看護師としてのスキルや専門性がただ高いだけでは難しいこともあります。
その人の性格や、価値観なども急性期病棟で働くうえで、大切なんです。
ここでは、どのような人が急性期病棟での働きに向いているのか、向いていないのかを見ていきましょう。
急性期病棟に向いている人
急性期病棟に向いている看護師さんは、以下の特徴がある方です。
- ある程度のストレスには強い
- その場の判断や冷静な行動が得意
- 高いスキルと知識を持った看護師になりたい
急性期病棟で働く看護師は、多くの救急対応や、その場の判断で患者さんを処置することがあります。
だから、冷静で、すばやく正しい判断ができる看護師さんが向いています。
新しい医療技術や知識を学ぶのが好きで、自分を成長させることに情熱を注げる人もぴったりです。
患者さんやその家族、他の医療スタッフと良好な関係を築けることも大切ですね。
急性期病棟に向いていない人
反対に急性期病棟に向いていない看護さんの特徴はこちらです。
- メンタルやストレスコントロールが苦手
- 自分の判断で問題解決をすることが苦手
- 落ち着いた環境で働きたいと思っている
急性期病棟は、勤務形態や業務内容がとても大変なところです。
メンタルやストレスコントロールが苦手、じっくり物事を考えて判断したい方には、慣れない場所ですね。
感情がすぐに高ぶる人や、自分一人でサッと問題を解決できない人、新しい変化にすぐに慣れない人も、急性期病棟には向いていませんね。
その職場で長く働くには、あなたの性格や価値観に合った職場を選ぶようにしようね♪
急性期病棟での経験から将来につながるキャリアについて
急性期病棟で働く看護師さんは、その経験値やスキルから資格取得や次のステップに活かしやすいです。
看護師としてのキャリアをどんどんアップさせるために、今を頑張っていきましょう!
目指せる資格について
急性期病棟で働く看護師さんは、キャリアアップの一つとして以下の資格取得が目指せます。
- クリティカルケア認定看護師
- 急性・重症患者看護専門看護師
どんな内容の資格なのか見ていきましょう!
クリティカルケア認定看護師
重症患者さんの看護ケアに特化した資格です。
この認定資格は、集中治療室(ICU)、救急室(ER)、心臓病センター、その他の高度な医療現場で働く看護師さんにとって、その専門性とスキルを証明するものです。
急性・重症患者看護専門看護師
同じく、重症患者さんの看護ケアに特化した資格です。
緊急度や重症度の高い患者に対して集中的な看護を提供し、患者本人 とその家族の支援、医療スタッフ間の調整などを行い、最善の医療が提供されるように支援するものです。
【引用】専門看護師 日本看護協会
【参考】急性・重症患者看護 一般社団法人 日本専門看護師協議会
他の病院や病棟への転職について
急性期病棟での経験は、他の病院や急性期以外の病棟へ転職するときにも、かなり有利です。
高い看護スキルや経験値は、他の医療施設でもとても評価されます。
さらに、先程紹介した資格も取得していると、働けない職場はないくらいですね!
転職理由も、「急性期病棟の経験を、次のステップとしての回復期病棟で活かしたい」なら採用側も問題なく納得してくれます。
ただ、急性期病棟から維持期や療養型施設へ転職をすると、逆に物足りなさを感じるケースもありますね。
急性期病棟で高めたスキルは、どこの職場でも必ず役に立つし、必要とされるものですよ!
【まとめ】急性期病棟で働きたい看護師さんへ
これまで急性期病棟で働く看護師さんのリアルをご紹介してきました。
急性期病棟は、直接命を救う場面が多いので、正直、働き方などが厳しい現場です。
ですが、私は急性期病棟こそ看護師として成長できる場所だと感じています。
急性期病棟で得た経験値やスキルは、一生あなたを支えてくれるものですよ。
看護師として「絶対に目の前の患者さんの命を救いたい」という想いがあれば、絶対にやっていけます!
あなたが、急性期病棟で働く看護師さんとして輝けるように、私も応援しています♪
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